ONEDOG:壁打翻訳手習帳

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大学学部専攻別初任給ベスト10

ミシガン州立大学の最近の調査によれば、大学学部卒業後の初任給が最も高いのは電子工学で平均約5万7千ドルである。調査は同大学の大学雇用研究所によるもので、様々な専攻別に新卒初任給の平均値を算出したものである。この研究によれば、全卒業生の平均初任給は約3万9千ドル。最低額は、広告専攻の約3万7千ドルであった。工学専攻が上位を占めているのは当然だろう。初任給の専攻別トップ10は以下の通り。


電子工学— $57,030
情報工学 — $56,576
機械工学— $56,055
ソフトウェア設計 — $54,183
プログラミング — $54,065
化学工学 — $53,622
情報科学 — $52,237
土木工学— $51,622
数学 — $47,952
建設 — $45,591

  アメリカではこういう大学別、専攻別の初任給の数字を見かけます。日本では余り見かけないような気がします。アメリカの大学は学費が高く、卒業時には奨学金ローンを抱え込んでいることが多いので、当然、それでどれだけ稼げるのか?ということがシビアに評価されます。

 最近は「G型大学・L型大学」という考え方が話題になっていますが、こういう数字を大学が出すようになれば、大学改革も自然と進むのではないでしょうか。