ONEDOG:壁打翻訳手習帳

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ナチスの金塊を載せた伝説の列車を発見?

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財宝を探す人々は第二次大戦が終わって以来ナチスの財宝を探してきたが、言われていた場所にあったためしはなかった。しかし、二人の宝探しが、ポーランドの山の中に金塊と宝石を積みこんだナチスの列車を発見したと主張している。

 

映画の筋書きのようだが、姿を消した列車はヴロツワフ市周辺の地域では、ちょっとは知られた伝説となっている。物語は第二次大戦終戦にまで遡る。ソビエト軍が東ドイツを闊歩するようになり、金塊や貴重な芸術品、宝石を積んだナチスの列車がポーランドの都市近郊にある巨大なトンネル複合施設の中で姿を消した。それから半世紀にわたり、列車とそこに積まれていたとされる財宝のなんらかの手がかりを見つけようと、トンネルで宝探しがおこなわれてきたが、それはみな徒労に終わっていた。もし、二人の匿名の宝探しが信用できるとすれば、終止符が打たれることになる。

 

歴史家は列車の存在には裏付けがないと言うが、8月半ばにポーランドの法律事務所は、2人の男が列車を発見したと主張していることを発表した。2人は地元の役人を納得させた模様であるばかりでなく、列車のありかを教える前に発見の見返りを求めている。

 

「列車は発見されたと信じている。この情報を真剣に受け止めている」と、ポーランド南西のヴァウブジフ市の役人は述べている。

 

2人の男が何者であるかは明らかにされていないが、列車の場所を教える代わりに列車の財宝の10%を求めている。もし、列車が本当に存在するなら、わずかな割合でもかなりの大金になるだろう。ポーランドのニュースウェブサイトは、列車には200トンの金塊が積まれているかもしれず、情報が本当であれば、地元の関係者はよろこんで支払に応じるだろうと伝えている。

 

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ナチスの列車に積み込まれた謎の金塊の存在を疑うのは理由がある。この伝説は、そもそもが伝言ゲームから生じたものだ。伝えられるところによれば、ヴロツワフ近くにあるオウル山中のトンネルに列車が牽かれていくのを見たというドイツの鉱夫たちの話を、それを聞いたポーランドの鉱夫が伝えたものだという。当時、この山のあたりはドイツの支配下にあり、ヒットラーが秘密の司令部を地下に作らせた。「巨人」という名で知られるこの基地には、巨大な列車トンネルが張り巡らされているが、完成することはなかった。それ以来、噂は残り、多くの宝探しが山の中を探したが、すべて失敗に終わってきた。

 

発見されたかもしれないという知らせを受けて、地元の役人は列車発見に備えて、消防夫、警察官、軍事専門家を含めて緊急態勢をひいた。話通りに列車が存在し財宝を積んでいるなら、列車の防備は万全だろう。

 

地元議会の議長は「もし本当に列車があるのなら、地雷が仕掛けられている可能性が高い。大量のメタンガスが充満している可能性もある」と語っている。

 

第二次大戦終戦から70年が経過しても、大戦時の不発弾が見つかることは珍しくない。2013年には、90ポンドの爆発の恐れのある地雷や爆撃弾が、インド軍によりムンバイ湾で引き上げられ、爆破処理されなければならなかった。地元の人々の中には、これほど長年見つからなかった財宝を積んだ列車が見つかったことに懐疑的な人もいる。

 

地元のジャーナリストはこう語っている。「その列車が本当にあるということを確証している者はいません。発見は近い、トンネルの入り口までは来た、中にもうすぐ入れる、というニュースを5年おきに聞いてきたんですからね」

 

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徳川埋蔵金みたいな話です。第二次大戦で行方の分からなくなったままの美術品というのも、良く聞く話です。本当に出てきても不思議ではないですし、完全に可能性を否定することもできないでしょう。欲のあるところに、永遠に夢は存在するという話なのでしょう。しかし、やっぱり、わくわくしますね。